2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

未来への希望を抱いて(44)

現代社会の何処が問題か【その8】 75年の人生で政治が今ほどひどい時代ない 「私が生きてきた時間、親たちから聞いたり、小さい時の体験を含めてこの75年を振り返ってみて、政治がこんなにひどかったことはかってない、というのが今年の実感です」と、語る…

未来への希望を抱いて(43)

現代社会の何処が問題か【その7】 民主主義を変質させた小泉政治 「小泉政治の本質は結果から見れば戦後の民主主義を変質させた、『改革』の名に値しないものとして残るのだ。彼は日本を民主主義とは反対の方向に押しやった」という意味から、小泉純一郎首…

未来への希望を抱いて(42)

現代社会の何処が問題か【その6】 「改革イコールコスト削減」の競争社会が道義的退廃と無責任社会を加速させた 「小泉純一郎首相が進める構造改革によって原価計算、コスト削減が至上命題となり、行き着いた先が使命感や責任感の欠如なのか。競争が激しい…

未来への希望を抱いて(41)

現代社会の何処が問題か【その5】 崩落の時代から再建の時代に転換を 「崩落の時代から再建の時代へ」と提言する福田和也氏(文芸評論家、慶応大学教授)は、インタビューで小泉首相の評価を聞かれ「小泉さんが選ばれた自民党総裁選(01年4月)の時から否定…

未来への希望を抱いて(40)

現代社会の何処が問題か【その4】 国民の声なき声受け止める政治を求めて 「しかる教育からほめる教育へ」をモットーとする『夜回り先生』こと元高校教諭の水谷修氏のもとには、04年に本を出してからというもの、18万件余の相談メールが届いたそうです。毎日…

未来への希望を抱いて(39)

現代社会の何処が問題か【その3】 欺まん・出し抜き・拝金主義はびこる社会に 「(バブル後の日本社会は)トンネルの暗闇で社会はとんでもない病原菌を増殖させてしまった。『競争』の旗印の下、欺まん、出し抜き、拝金主義がはびこる」と、赤池幹記者は毎日…

未来への希望を抱いて(38)

現代社会の何処が問題か【その2】 日本の貧困率OECD加盟30国中五番目に高く 「OECD(経済協力開発機構)は、所得が全家計平均の半分以下の家庭を貧困層と定義する。今年(05年)2月の報告書によると、日本の貧困率は加盟30カ国で五番目に高い15・3%になった…

未来への希望を抱いて(37)

現代社会の何処が問題か【その1】 悪徳商法がかすむ一般企業の不祥事多発 大企業や「勝ち組」企業に多いという現実が 「一般企業の不祥事による被害が一般消費者に直接及ぶ最近の傾向を見ていると、詐欺師集団による悪徳商法などかすんでしまうといった印象…